未使用ハンカチを利用したマスク
80歳近い母が未使用のハンカチを手縫いでマスクを数枚つくりました。
先月心臓カテーテルをして、まだミシンをかけたい気持ちにならないの。
と言いながら、ちくちく、手で縫いました。
私専属の縫子さんでもあり、
小さいころから数えきれないほどの服や手提げ、小物をつくってもらい、
お針不自由な娘(私)は、いまだに着慣れた服をリフォーム、リメイクしてもらい蘇らせてもらっています。
たいてい、口頭と下手なイラストでイメージを伝え、
仮縫い100回のようなスパルタダメ出しオーダーに何度も何度も縫い直しをしてもらい、お直しショップでは実現しないような無理難題を実現してもらっているのです。
本当に感謝しかありません。
そんな母がつくったマスク、
当初は良く出回っている中心に縫い目のあるタイプにしましたが、
長時間の装着で縫い目のあたる部分や折り返しが極力少なく、
また、顔幅全体を包み、耳ゴムの負担が軽減し脇の隙間がない、1枚仕立てで立体感が出るよう、一緒に工夫しました。
愛おしいので、自分の手元に少し残し、
マスクが本当に必須な方へお届けしたいと思います。
必要な方へ届きますように。
母の月によせて。
文責:末摘花
ちいさい暮らし研究所
http://livemake.blog.jp/archives/81963416.html