手ぬぐいで作るエコバック

 レジ袋が有料化されて、エコバックを持ち歩く人が増えました。

 プラスチックは、私たちの生活の隅々まで浸透しています。そして、使い終わったものは、目に見える廃棄物だけでなく、下水にも、海にも、空気にも、果ては私たちの身体の中にも、小さなマイクロプラスチックとなって入り込んでしまっています。そんな現状を考えると、少しでもプラスチックの使用量を減らし、使用済みのものは、リサイクルできるものはリサイクルし、分別回収して適正に処理できるように、生産者も、販売者も、消費者も、一緒に考え、行動していく必要があります。

 今回のレジ袋の有料化から、そんな動きが活発になっていくとよいと思います。

 エコバックに食品の水分が漏れたりして不衛生になりがち、という話を聞いて、手ぬぐいからエコバックを作ってみました。たたむと小さくなり、持ち運びにも便利で、簡単に洗え、すぐに乾きます。汚れものも気にせず入れて持ち運べます。

 手ぬぐいは、大胆な絵柄のものもあって、なかなかおしゃれなエコバックができます。写真のエコバックは、自治会のお祭りで記念に作った手ぬぐいに、要らなくなったワンピースのベルトを持ち手にしました。持ち手もあまりごっつくなくて軽いものの方が、持ち運びや洗濯に便利です。

 是非、皆さんも作ってみてください。

 

文責・ビッキさん

 

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【参加報告】第17回子どもとためす環境まつり WEB版

この度、新型コロナウイルスの影響でWEB版開催となった「第17回子どもとためす環境まつり」へ動画を掲載することとなりました。

 

題名は「みんなでたいそう!ジーンズの一生」。

 

以前、演劇公演ワークショップにも用いたお芝居を動画へリメイクしました。

内容はジーンズがどのように作られ、履いてもらい、使われなくなるまでをお芝居にしたものです。

 

視聴者が動画を見るだけでなく、ワークショップに参加している様に感じてもらうにはどうすればよいのか。話し合った末に、一緒に体操をしながらお芝居を見てもらえたらよいのではないかという事になりました。

 

3密を避けるため、屋外での撮影やマスクの着用といった対策を行いましたが、声が聞こえづらかったり、より暑さを感じるという苦労もありました。

 

しかし、制作している過程で動画ならではの見せ方や会場を必要としない点など、今後の活動の可能性が広がった様にも感じています。

 

 ①せつめい ②ジーンズができるまで ③ジーンズとともに

この3つの構成の動画となっています。

どうぞ、一緒に身体を動かしながら「ジーンズの一生」を体感してみてください!

 

文責・たっきゅん

 

www.youtube.com

【みんなでたいそう! ジーンズの一生】(1)せつめい - YouTube

 

【みんなでたいそう! ジーンズの一生】(2)ジーンズができるまで - YouTube

 

www.youtube.com

【みんなでたいそう! ジーンズの一生】(3)ジーンズとともに - YouTube

未使用ハンカチを利用したマスク

80歳近い母が未使用のハンカチを手縫いでマスクを数枚つくりました。

 

先月心臓カテーテルをして、まだミシンをかけたい気持ちにならないの。

と言いながら、ちくちく、手で縫いました。



私専属の縫子さんでもあり、

さいころから数えきれないほどの服や手提げ、小物をつくってもらい、

お針不自由な娘(私)は、いまだに着慣れた服をリフォーム、リメイクしてもらい蘇らせてもらっています。

 

たいてい、口頭と下手なイラストでイメージを伝え、

仮縫い100回のようなスパルタダメ出しオーダーに何度も何度も縫い直しをしてもらい、お直しショップでは実現しないような無理難題を実現してもらっているのです。

本当に感謝しかありません。



そんな母がつくったマスク、

当初は良く出回っている中心に縫い目のあるタイプにしましたが、

長時間の装着で縫い目のあたる部分や折り返しが極力少なく、

また、顔幅全体を包み、耳ゴムの負担が軽減し脇の隙間がない、1枚仕立てで立体感が出るよう、一緒に工夫しました。

 

愛おしいので、自分の手元に少し残し、

マスクが本当に必須な方へお届けしたいと思います。

必要な方へ届きますように。

母の月によせて。

 

文責:末摘花

ちいさい暮らし研究所
http://livemake.blog.jp/archives/81963416.html

 

 

 

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ハンカチと使い捨てマスクの耳ゴムを使って作る“布マスクの作り方”

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マスクの供給が間に合っていないようです。不織布のマスクは、医療や介護の現場で優先的に使ってほしいと思います。私たちは、布マスクを繰り返し洗って使いたいものです。

布マスクを、使い古しのハンカチと使い捨てマスクの耳ゴム部分を使って、作ってみました。新しい布で作るやり方がいろいろ提案されていますが、ハンカチはほとんどが綿100%だし、使い古しのものは柔らかくなって、肌触りがとてもいいです。耳ゴムも使い捨てマスクのものは、使い心地がいいです。ノーズワイヤも取り出して入れることもできます。

ハンカチ1枚で2つ作ることができます。今ではあまり使わなくなった男物のハンカチは、職場でつけるのにも使えます。白いハンカチでも地模様が織り込まれているものなどは、上品でおしゃれです。

作り方はミシンを使っていますが、5か所縫うだけで、手縫いでも短時間で作ることができます。

使わなくなった思い出のハンカチなどで、是非、作ってみてください。

 

文責・ビッキさん

 

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【参加報告】第7回 アトムフェスタ(2019.11.03)

―セーターでコースターを作ろう!―

 1.日時・会場

2019年11月3日(日)10時~15時

新宿リサイクル活動センター

 

2.参加人数 約30名

 

3.出展内容

・作品・活動紹介

・ワークショップ  ニット再利用のコースター

編み物で使用するとじ針を使うので危なくないうえ、手縫いの基礎(なみ縫い、かがり縫い)が学べる

 

4.感想・反省

・場所柄、親が辛抱強く子どもを励ましたりしていて良かった

・場所も狭く人手もないこともあり、かえってコンパクトに集中してできて良かった

・このワークショップは、幼児から高齢者まで区別なくでき、仕上がりもほどほどで、時間もかからない。安全性も高くて、大変良い。用意してある素材も良かった。

・ひっきりなしにやる人が来て、忙しく息つく暇もない。途中で閉めて昼食の時間を作

った。糸がからむ、糸を通すなど、見ている必要があり、講師2人で回すのはこれが

限界。この人数でできるものをやればよい。

  小さい子~障碍者、お父さんまで、いろいろな人が参加した。子どもたちには、縫い物の練習にもなる。参加する子の親も熱心に見守っていた。

障碍者は施設で手先の作業をやっているので、その特性を活かしたワークだった。

  シニアには、縫い物は心の支援にもなる。

・福祉作業所とリサイクルセンターでやる行事で、来場者の意識も高く、参加する意義がある。継続したい。 

  楽しんで参加して、「今度、家でやります!」と言って帰っていった女性がいた。

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【参加報告】子どもとためす環境まつり

2019年9月28日、中央区立明正小学校で行われた、第16回子どもとためす環境まつりに参加しました。

「ヨセフのだいじなコート」の読み聞かせ、りくちゅと考えよう「これから着たい服」、「わたしのふく」オリジナル絵本づくりの3つの連続したプログラムを実施しました。

参加者は、午前4回14人、午後4回12人、全部で26名(4歳から5年生まで)でした。

スタッフは、8人+子ども3人でした。

初めてのプログラムで、少し難しい内容だったのですが、参加者と丁寧にやり取りすることができて、学齢前の子どもたちも、みんな、楽しんでくれました。

 

小学3年生以上の感想は、以下のようなものです。

  • 洋服などの穴があいたりしたら、自分で直そうと思いました(5年生)
  • 自分の使っているスカートのことを、改めてちゃんと思い出すことができた。きられなくなるまで、大切に使いたい。(5年生)
  • 洋服をどうするのかをしっかり考えられる(4年生)
  • リサイクルやうったりすることをしったのでよかったです。(3年生)
  • とても楽しかったです。絵を描くのも好きなので、いいけーけんになりました。(3年生)
  • 本をつくって楽しかったです。(3年生)

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